妊婦体験・赤ちゃんとのふれあい体験
今年度実施予定
「妊婦体験・赤ちゃんとのふれあい体験事業」は、平成19年から3年にわたり、川崎市多摩区内の小中学校において、子どもたちに命の大切さを伝えたいと願い、実施してきた事業です。
学齢期の子どもたちが親や友だちとの関係に苦しみ疲れ、自らの命を絶ってしまったり人を傷付けてしまったりという報道をよく見聞きしました。ままとんきっずで活動するスタッフの多くは同じ学齢期の子どもを持っており、日常のなかでもいじめや不登校という事例を我が子のまわりで確認していました。子育て支援を続けるままとんきっずとして何かできることはないか、子どもたちに「いのち」を大切にしてほしいと伝えることはできないかと考え、実施に至りました。
事業は「川崎市多摩区磨けば光る多摩事業」として、区との協働により、3年間に渡り実施することができました。
この間、多摩区企画課、多摩区子ども支援室、各小中学校、助産師 間中伴子さん、日本助産師会神奈川県支部、多摩区社会福祉協議会、福祉教育推進委員大妻女子大学助教授 高木寛之氏、民生委員、主任児童委員、区内子育てサロン、子育て支援センター、そのほかご協力いただいた皆様、そして、各学校に乳幼児連れで参加協力いただいたお母さんたちに、心から感謝申し上げます。
■「妊婦体験・赤ちゃんとのふれあい体験定着事業」概要
| 実施時期 |
平成19年11月 〜 平成22年3月 |
| 実施場所 |
多摩区内の小中学校 9校
(稲田小学校・生田小学校・東生田小学校・
稲田中学校・生田中学校・中野島中学校・
枡形中学校・南生田中学校・南菅中学校)
※南菅中学校は平成21年度以降自主事業 |
| 対象 |
小中学生 |
| 参加協力 |
乳幼児とその親、妊婦 |
| 事業目的 |
小中学生が赤ちゃんや妊婦とふれあうことで、生命の尊さ、大切さを実感できるための機会とし、子どもたちが自分もまた親から愛情を持って育てられたのだと理解することを目指します。
磨けば光る多摩事業において、妊婦体験・赤ちゃんとのふれあい体験事業を2年間、区内の小中学校で実施し、いのちの大切さ、親子の愛情、周囲の人への感謝、共感などを、具体的イメージを持って児童に伝える事ができました。そしてこの事業の大きな効果を、実施した学校、協力いただいた多摩区社会福祉協議会の関係者に深く認識していただきました。今後、多摩区独自の福祉体験事業として各学校に定着、関係者の協力のもとに長く継続実施できる仕組み作りを行いたいと考えました。そのために、更に多摩区子ども支援室にも協力を仰ぎ、関係者の連携体制を図りたいと考えます。 |
| 事業内容 |
1.助産師による「いのちのはなし」講演会
いのちの始まりは針でさした穴くらいの大きさですが、1ヶ月で大豆くらいの大きさになり、4ヶ月で耳が聞こえるようになって、8ヶ月では目をパチパチ開くことができるようになってと、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で成長すること、そして、みんなの命はお母さんが命がけで生んでくれた大切な命なんだということを伝えてくれました。当たり前のように生きているのではなく、たくさんの奇跡の積み重ねの命なんだということもお話しいただきました。 |
2.ふれあい体験学習
(1)妊婦ジャケットの着用
総重量約7.5Kgのジャケットは、背中のマジックテープで着脱式です。着用した状態でマットに横になり、寝返りやそこから起き上がる動作、いすに座り足のつめを切る動作、階段の上り下りなどを体験しました。
(2)胎児人形・新生児人形の抱っこ
胎児人形は3ヶ月〜10ヶ月のそれぞれの大きさがあり、後期の胎児にはへその緒もついています。大きさを比べたり、抱っこしたりして成長する赤ちゃんを実感しました。新生児人形は新生児と同じ大きさに作られていて、首もすわっていません。首の神経を大事に抱っこする方法とやさしくあやす方法を体験しました。
(3)乳幼児とのふれあい
2ヶ月頃から3歳くらいの赤ちゃんが参加してくれました。おもちゃであやしたり、抱っこしたりしました。お母さんに質問して赤ちゃんの様子を聞く生徒もいました。家庭科で作成した手作りおもちゃで遊んでくれた生徒もいました。
(4)手遊びや絵本の読み聞かせの講習
赤ちゃんが初めて出会うファーストブックや2〜3歳のこども達に人気のある絵本を紹介しました。実際に赤ちゃんに読み聞かせる口調で読んだり、手遊び、ペープサート、パネルシアターなどを実践しました。
(5)ベビーカー体験
ベビーカーに約4Kgのペットボトルとぬいぐるみを乗せ、階段などの段差をベビーカーごと抱えて上り下りしたり、スロープを
押したり、段差を持ち上げて移動することを体験しました。
(6)ビデオ「心と身体の発達」の視聴
新生児から3歳までの発達についてのビデオを視聴しました。 |
3.多摩区社会福祉協議会の福祉教育推進委員会と連携
(1)福祉教育推進委員会への参加
(2)福祉教育サポーターのふれあい体験の実施に協力 |
4.事業継続定着のための仕組み作り検討会議
第1回 平成21年7月15日 多摩区役所内
第2回 平成22年3月5日 多摩区役所内
≪参加者≫
多摩区企画課、子ども支援室、多摩区社会福祉協議会
ままとんきっず担当者 |
◆日本助産師会神奈川県支部から助産師を派遣依頼しました。
助産師:間中伴子(母乳・育児相談室 間中マザーカウンセル)
◆区内各サロン、子育て支援センター等にて地域の乳幼児を持つ親に対して協力を依頼しました。

◆申込・問合先◆
電話 044-945-8662(ままとんきっず代表電話)月〜金 10:00〜15:00 (祝祭日休み)
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